二条城に行かなかった話と京都の交通事情について
2月28日 滞在4日目
二条城に行きませんでした。
目の前まで行ったし、周りを一周したんですけれどね。
平日だからと油断していた。14:00頃の二条城、多くの観光客……。
平日でこれなら休日はどうなっちゃうの。
ということで、入り口まで行ったけれど入るのはやめました。
拝観は8:45から受け付けているから、早い時間に出直します。
さて、代わりにどこに行こうかと思案しつつ、特にない。
この際だから(?)自転車を買ってしまおうと思い、買いに行きました。
自転車について
京都に来て思ったのが、自転車使ってる人がめちゃくちゃ多い。
三条で信号待ちしてたとき、自転車に乗ってないのは下校中の小学生くらいだった。
それくらい。
あと、どのお店にもだいたい駐輪場がついてる。小さくてもついてる。
住宅街にあるビルとか会社でも、1階は駐輪スペースになってたりする。
地図上でみたら「これくらいなら歩けるだろう」と思う距離でも
実際に歩いてみると結構遠かったりする。
街が整然としてるから、東京の地図に見慣れてると距離感を誤ってしまうんだなあ。
そして地下鉄の料金がちょいと高い。
どこへ行くにも往復だと500円くらいしてしまう。
その代わり市バスが発達しているんだけど、バスももどかしいことが多いですよね。
何はともあれ、自転車欲しい。
かった!超美品が税込8500円!!
1ヶ月後に売るかもって言ったら「1ヶ月なら2000円以上で買取りますよ。綺麗に乗ってはったらプラス1000円とかもします」と言っていただけたので買いました。
(レンタサイクルも考えたけど、1日1000円だし、店閉まるの早いし、住んでる場所の近くにない。)
店員さん「1ヶ月とはまた短いですね。観光ですか?」
僕「いや、お寺の研究とかですね〜」
店「はあ〜〜。歴女って言うんですかね、最近流行ってますもんなあ」
僕「いや、歴史はそんなにわからないです。鳥居がとても好きで……。」
店「????」
僕「歴史というよりかは禅宗とか神道の勉強をしにきました」
店「そうですか」
鳥居好きはやっぱり珍しいっぽいですね。
「いろんな人がいてはるんやなあ」と言われた。
竹内自転車店、素敵なお店でした。ありがとうございました。
神泉寺
二条城のすぐ近くにあるお寺。真言宗らしい。
無料で入れました。寺の中に神社が二つもあって、それが結構な面積を占めているため、寺なのか神社なのかよくわからんようになってました。
池があるのはいいなあ〜〜〜
あと個人的ヒットポイントは、平安時代、池の上で和歌読んだり歌うたったりする時に使われていたのと同じような形の船があったこと。
先頭に龍の頭がついてるアレですね。いつかのってみたい。
壬生寺
新撰組の聖地として観光地化してました。絵馬もアニメ絵ばっかり。
近藤勇と芹沢鴨の墓場があったよ。あとなぜか万葉歌人、柿本人麻呂の灰塚がありました。
新撰組は司馬遼太郎の『燃えよ剣』でしか知らないのでイマイチよくわからなかった。しかも読んだの中学生の時だからだいぶ忘れてしまっている。また読み返そうと思いました。(だいぶ面白かった記憶はある)
壬生寺千体仏塔
平成元年に、壬生寺創建1000年を記念して改築されたもので、
明治時代、京都の都市計画の際に市内各地から集められた石仏なんだとか。
全部で1,000体あるらしいですよ!!!すげーーー。
塔の形はミャンマー(ビルマ)に数多く見られる、バコダを模しているらしいです。
へえ〜〜。
▲敷地内にあった一夜天神の明神鳥居がなんだかほっそりしていた
膏薬辻子(ごうやくのずし)
天慶元年(938)、空也が道場を設けて念仏修行をしていた場所なんだとか。
四条通りからぴゅっと入った瞬間こんな小道があったのでちょっとワクワクしました。
神田明神
その膏薬辻子の中にて神田明神を発見。京都にあるなんて思っていなかったのでびっくりして笑ってしまった。
しかも建物のなかに鳥居がある。拝殿がある。
天慶3年(940)に、天慶の乱により戦死した平将門の首が京都の街で晒されて以後、全国で天変地異が相次ぎ、平将門の怨念の仕業とされたため、各地で平将門の霊を鎮めるために首塚が築かれた。京都でも、空也上人が、道場の一角に塚(現在の神田神宮)を建てて供養したことから、空也供養の道場と呼ばれた。そして、空也供養の発音が訛り、細い道を意味する辻子と合わせて膏薬辻子(ごうやくのずし)と呼ばれるようになったとされている。
(看板より引用)
平将門の首塚といったら大手町にあるアレが有名ですよね。Twitterでもちょっと有名になってました。
大手町の再開発、将門首塚だけ慎重に避けて工事してる。 pic.twitter.com/pT79SDct9g
— 高木壮太 (@TakagiSota) 2017年1月31日
首塚も再開発の時になくそうとしたら、その工事に携わっていた人が次々に大怪我をしたという逸話もあります。本当かどうかは知らんけどね。
今日はこれでおしまい。
明日以降いきたい禅寺の事前調査に時間を回したいので、適当に締めます。