タイムアタック和歌
朝晩過ごしやすくなって参りました、夏もいよいよ終わりにさしかかっております。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。(読まれることが前提のブログというものを初めて書くので、どういう書き出しが良いのかわからない人)
私はタイムアタック和歌をして過ごしていました。
お題を決た瞬間、ストップウォッチを押し、完成するまでの時間を測定するという脳みそを酷使する遊びです。
お題、かかったタイム、和歌を紹介するので、隠された技法や、なぜこのお題でこの和歌なのかを考えながら眺めていただけると嬉しいです。
和歌の面白さについてはこちらのまとめをば
では、タイムアタック和歌の成果をご報告いたします。
後ほど、注釈つきの記事をアップしますので……
①お題:砂糖
夜もすがら月のおぐらさ問う君の 淡き朱色に花も笑む頃
(4分02秒)
②お題:スマホ
激しかる荒波の須磨ほど経れば 短夜明かしの寝られぬ朝(あした)
(4分14秒)
源氏物語の内容が盛り込んだ(つもり)
③お題:日本橋
憎しとて譽れの武士(もののふ)迎え討ち 墓場まで行く死の道なりけり
(3分04秒)
日本橋がテーマなのに物騒になりすぎて個人的にめっちゃツボ
④お題:大統領
わたの原くるるや遅しと言ふものを 浜辺に見せる姿なしとは
(3分44秒)+推敲5分程度
⑤お題:色
あをによし奈良の庵の木々みれば 看取りし母の思ひ出でらる
(15分 難産でした……)
⑥お題:一見普通の和歌だが意味がわかると怖い
うるはしくらうたき君を見つる我 手に手握りし夢も忘れじ
(時間はかるの忘れました。駄作ではずかしい歌です)
これについては歌物語的に物語も作ろうかなと思ってます。
最後に、詠んだのは今日ではありませんが、
今考えてるのだけど「古都の葉」と「言の葉」を掛けて風流な風景を詠ったのと、人の話す言葉の儚さとかを同時に詠った和歌を読めないかな。でも、中々良い感じにならない…
— Laplace's Demon ラプラス (@ldsynEin2357) 2016年8月25日
ラプラスくんのこのツイートを見て詠んだ和歌
⑦あをによし見聞きし姿は変わらぬに きょう吹く風の揺らすことのは
(10分程度)
文法的な間違いなどありましたらご指摘ください。
それでは、また後ほど。